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週刊Neue Fahne

2012年06月18日号

仕事や提案に執着心をもち、信念をもって実行する

 ビジネスでは自分の仕事に「没頭」することが、何よりも求められる。自らの掲げる課題や目標に対して、その達成に向けて集中することなくして、具体的な実績をあげていくことは決してできない。
「こんなところでいいや…」であるとか「まあ、自分なりに努力したから…」という姿勢では、「事なかれ主義」との誹りを受けて、結果的に何事も成就することはできないものだ。また、何事も「無難で普通に…」などと考えていては、課題や目標設定それ自体が意味をなさない空虚なものに終わる。

 会社への提案にも同じことがいえる。仮に会社で自分が属する部門部署に対して自分としての提案やアイデアを持っているとする。しかし、こうした提案やアイデアは自ら周囲に対して表出しなければ、決して周囲には理解されない。誰かの提案に対して「自分も最初からそう思っていた…」などといっても、所詮は「後出しじゃんけん」みたいなものだ。
 また、上司に対して自分の意見を述べたとしても、一回ですぐに聞き入れられるとは限らない。むしろ、新規の提案やアイデアは周囲からは「最初は拒絶されることが当たり前であるという」という感覚を持つ必要もある。なぜなら、上司をはじめとして周囲は、これまでの経験則と照らし合わせて判断する思考回路になっているからだ。
 しかし、問題はここからである。たった一回聞き入れられなかったから、自分の提案を諦めてしまうのか、それとも、再度、再再度と「しつこい」といわれるほど、自分の意見や提案を繰り返していくか。上司や周囲に受け入れられないといって、「上司は頭が固い…。周りは解っていない」と諦めてしまうのは、提案する側の信念の有無が疑われることになる。

 同時にビジネスにおいては、信念や熱意だけでは上司や周りを動かすことはできない。論理的な整合性と周到な分析に裏付けされた明確な提案が前提である。この前提がなければ信念や熱意は、空周りとなり悪くすると、自分の独りよがりの発散で終わってしまうものだ。
 上司に限らず会社組織は過去の成功体験に裏打ちされた既存手法によって運営されているものだ。しかもこの既存手法が現実に合わないからといって、即座に変更できるものではない。ここに組織運営の嵯峨がある。また、それぞれ立場があり、関心を持っている内容も違う。受け取っている情報や知識の内容も異なる。こうした多様性のある周囲を動かすのだから、たった一度のアプローチで、提案したつもりになっていても、誰も認めてはくれない。
 
 自らの提案やアイデアを分析し検討を加え、再度練り直し提案する「執着心」が必要だ。こうしたことを何度も繰り返すことによって、はじめて相手に理解してもらえる可能性が出てくるものだ。しかし、提案やア
 イデアを周囲に理解してもらうことが目的になってはならない。問題なのは自分が信念をもって行う提案を実現することである。そして、その後の実行段階で実績を残していくことが、自分の仕事である点を忘れてはならない。

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