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週刊Neue Fahne

2015年04月27日号

仕事を苦役と位置づけ卑下する“悪魔の囁き”に屈してはならない

 仕事とは自分のためにだけ「やりたいこと」をやるよりも、自分に課せられた「やるべきこと」をやるという発想で臨んだ方が楽しい。さらにいえば「仕事を他人事」ではなく、「自分のコト」としなければ意味がない。
 ひとは自分の人生と仕事に意味を持たせたいと思うものだ。自分が企業内で「やるべきこと」をやるということは、自分が属している組織の使命や目的・目標を共有することでもある。結果として自分の人生と仕事に意味を持たせることになる。仕事を「自分のコト」と捉えることは、自らのモチベーションに直結することになる。仕事を「他人事」で済ましているとモチベーションがあがらないのは当然だ。

 仕事を「自分のコト」とすることで、常に「自分だったらこのようにする」と主体的に考える癖がつくことになる。仕事を「自分のコト」と位置づけるか、「他人事」のやらされ仕事と位置づけるかで、大きな違いとなってあらわれてくるものだ。
「やらされ仕事」を繰り返していると必ず、前例や慣習これまでの経験を引き合いにだし改善を恐れるようになる。これでは自分自身の能力向上に向けた努力をせず、「見せかけの勤勉」を装うため、無意味な残業に終始するという愚行にも繋がる。
 さらに周囲の職務能力の高い同僚の存在や働きを真摯に受け止めることができなくなり、時として彼らの士気を低下させるような言動・行為をとりはじめる。これらの行為は間違いなく組織力の低下をまねくことになる。

 企業に雇用されている場合に注意しなければならないことは、“自分は会社に雇用されている身なので、会社での仕事は自分自身の問題ではない”という意識だ。この意識は、“問題は自分ではなくすべて経営陣にある”という「逃げ道」に過ぎない。ネット上で展開される会社の労働条件に対する不平・不満の根底もこうした「逃げ道」に迷い込んだ内容が非常に多い。
 しかし、これはまさしく“悪魔の囁き”に過ぎない。もちろん企業は各種の労働法規を遵守しなければならず、これは企業が社会に存続を許される前提条件であることはいうまでもないことだ。
 企業組織で働く者は、自らの働きを決して苦役と位置づけ卑下する必要はない。会社という組織に属していても、自分に課せられた仕事を「自分のコト」と思うことで視野が格段に広がってくる。
 
 企業組織での仕事を「自分のコト」という意識を持つ最大の近道は、自ら経営者意識を共有すること以外にない。つまり、自分の仕事を行う時に常に「自分が経営者だったら…どうするか」と考えてみることだ。一社員の視点では思いつかないことも、自分が経営者であることを前提にしてみると、異なった視界が広がってくるものだ。
 経営者意識を共有するとは自らの仕事の視点を変えることにもなる。そして安易な「逃げ道」に迷い込むことなく、仕事と向き合い自分自身が活気と公平性のある職場づくりの主体になることができる。

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