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週刊Neue Fahne

2011年09月26日号

仕事は自ら創り出すもので、与えられるのではない

 会社組織での自らの働き方は、会社・上司から与えられた仕事を計画的に手際よくこなしていくことは基本中の基本である。しかし、与えられた仕事を単にしっかりと貫徹することに満足ていていは自らの成長はない。自分のやるべき仕事を自分で見つけ、自主的に取り組む姿勢を身につけることが必要だ。
  つまり、ビジネスの世界では「自分の仕事は他者から与えられるものではない。自分で見つけて創り出すもの」というのが鉄則だ。
 
  もちろん与えられた仕事を漫然とこなしているだけでは意味がない。例え指示された仕事にてあったとしても、自分の頭で最善の方法を考え、時には指示に対して自らの考えを提案する姿勢を堅持することが必要だ。さらには、会社や上司から仕事を与えられるのをただ待っているのではなく、自分から、
「これをやらせてほしい」
「あんなことをやってみたい」
「やり方をこう変えてみたらどうか」
と積極的に提案していくという姿勢が大切だ。
  もし、「仕事は指図されて行なうもの」「与えられた仕事さえこなしていればいい」と考えているならば、その認識を改めるべきである。主体性のないまま、言われたことだけをやっていては、自分の成長はそこで必ず止まってしまう。

  会社の仕事には先輩たちが創ってきた進め方や方法が必ず存在するものだ。しかし、従来からの進め方の全てが合理的、合目的であるとは限らない。時には現状とは合致しない「慣習化」している業務も存在している。従って、日常業務であっても常により効率的な方法を追求していく姿勢が必要だ。あるいは最終的な目的に照らし合わせて、別の方法を提案していくことも仕事を自分で創り出していくことにつながっている。
 会社組織での仕事はチームワークが要求される。「自分さえよければ」は通用しない。自分に課せられている仕事であっても、必ず他の部門の誰かの仕事とつながっているということを忘れてはならない。自分が手を抜けば、それだけ誰かに迷惑や負担がかかり、ひいては会社組織全体の業務に弛緩を発生させるものだ。

 常に意識しなければならないのは、自分の仕事は職場にとって、一番ためになる仕事をするという発想と行動だ。そのためにも自分から仕事を買って出ることが大切である。指示された仕事、与えられた仕事だけではなく、自分から何かをやろうとする貪欲な姿勢が、会社では大切なのだ。
「自分の担当」だけにとらわれず、自ら広く仕事を買って出ることが重要だ。「余計なお世話」と思われても気にする必要はない。仕事を買って出ることは、あなたを成長させる近道である。

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