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週刊Neue Fahne

2011年11月28日号

自らを会社組織に仮託せず、「価値観」を共有する

 会社組織に対する愚痴や不満を繰り返す人は多い。会社組織に限らず自らが果たす役割を度外視して属している社会への愚痴や不満を繰り返す行為が日常的に行われている。もちろん、不満や批判を持つことは当然であり、健全さの証明でもある。
 しかし、自らが果たす役割を果たさずに行われる会社や社会への批判は、決して建設的なものにはならず自己の存在を否定しているようなものだ。さらにいえば自らの「価値観」を持つことなく、会社組織や社会に自らを仮託してしまうことでもある。
 従って愚痴からは何も生まれず、組織ぶら下がり人間であることを自己証明しているに過ぎないと自覚する必要がある。

 誰しも第一義として自らの生活の為に働くとはいえ、単に給料のためだけに働いているのではないはずだ。もし、給料がすべて、お金がすべてというのであれば、全ての社会的悪行に目をつむってしまうことにもなる。会社組織に身を置き働くということは、お客様や取引先から喜ばれ感謝されるだけではなく、会社・上司・先輩から「認められる」「評価される」という無形の報酬によって、「仕事をしてよかった」という実感を得るということだ。
 これは働く上で「手ごたえ」や「やりがい」と表現してもよい。これを体感するためには、会社組織に限定するならば自らと会社組織の「価値観」を共有することでしか得られない。
 もし、会社組織の「価値観」に自分が馴染めないのであれば、自分の「価値観」と会社の「価値観」を徹底的に比較検討してみることだ。そして、どう考えても自分の「価値観」に会社の「価値観」が反しているとの結論に達したならば、それは自分の属しているべき会社組織ではないということだ。
 自らの「価値観」に反するところに身を置くことほど不幸なことはない。これは「働くことはどういうことか」という根源的な自覚を持つということにもつながってくるでもある。

 会社組織で働くことの意義や重要性を自分自身がしっかりと理解していくためには、自らが属している会社組織が社会にどう役に立っているかをいつも反芻することが重要だ。
・会社が社会から求められる行動に反したことを行つてはいないか。
・会社が提供する商品・サービスが社会に応え得る品質を維持しているのか。
・会社が社員である自分に求める行動と、自分自身の行動規範が合致しているのか。

 こうした視点で会社と自分の働きについて日常業務を通して、常に意識しておくことが重要だ。会社組織は今後ともますますコンプライアンス(法律順守)が求められる。ともするとコンプライアンスは会社組織の法律順守と捉えられがちだが、そこに属している構成員の会社組織内での日常業務行動が適切に行われているか否かをも問うものである。
 同時に会社での仕事に対して自分自身の「価値観」をしっかりと確立していくことも忘れてはならない。いくら会社組織での仕事といえども、自らの「価値観」に反する行動は、自分自身を卑下することに繋がるものだ。また、いやいや行うような仕事は、自分の為にならないばかりか周囲に悪影響を及ぼすものだ。

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