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週刊Neue Fahne

2012年09月24日号

論理的な整合性と周到な分析て゜周囲を動かす

 自らの掲げる課題や目標に対して、その達成に向けて集中することなくして、具体的な実績をあげていくことは決してできない。ビジネスではなおさらのことだ。自分の仕事に信念と執着心を持つことが何よりも重要なことだ。
「こんなところでいいや…」であるとか「まあ、自分なりに努力したから…」という姿勢では、「事なかれ主義」との誹りを受けて、結果的に何事も成就することはできないものだ。

 企業組織での働きでは往々にして自分の提案やアイデアが、いつも周囲から理解され採用されるとは限らない。周囲に対して自分の意見を述べたとしても、一回ですぐに聞き入れられるとは限らない。むしろ最初は拒絶されることが当たり前だ。なぜなら、周囲(とくに上司)は、自らの経験則と照らし合わせて提案などを判断するからだ。
 もっとも周囲や上司・先輩の経験則がすべて正しいとは限らない。時には古い習慣や慣習に囚われている可能性もある。しかし、たった一回聞き入れられなかったから、自分の提案を諦めてしまうのか、それとも、再度、再再度と「しつこい」といわれるほど、自分の意見や提案を繰り返していくか。
 仮に上司から聞き入れられなかったといって、「上司は頭が固い…」と諦めてしまうのは、上司に対する単なる先入観や単純な世代間の問題に矮小化されてしまう。問題となるのは自分の提案やアイデアを周囲に理解させていく努力、同調者を募っていく行為や行動を採るか否かだ。この努力を怠っているのであれば、提案する側の信念の有無が疑われることになる。

 ビジネスにおいては、信念や熱意だけでは上司や周りを動かすことはできない。論理的な整合性と周到な分析に裏付けされた明確な提案が前提である。この前提がなければ信念や熱意は、空周りとなり悪くすると、自分の独りよがりの発散で終わってしまうものだ。
 そもそもひとには、それぞれ立場があり、関心を持っている内容も違う。受け取っている情報や知識の内容も異なる。まして、上司ともなれば会社や自部門の帰趨を背負っているものだ。そして何よりもそれなりの経験則に囚われている可能性もある。こうしたひとを動かすのだから、簡単にはいくはずがない。提案を通すのは難しいことと、覚悟してかかるのが当然だ。

 たった一度のアプローチで、提案したつもりになっていても、誰も認めてはくれない。
 受け入れられる理由を分析し検討を加え、再度練り直し、提案する。こうしたことを何度も繰り返すことによって、はじめて相手に理解してもらえる可能性が出てくるものだ。提案することそれ自体が仕事ではない。
 最終的なねらいは、自分が信念をもって行う提案を実現することである。そして、その後の実行段階で実績を残していくことが、自分の仕事である点を忘れてはならない。

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